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刑事31年、「真っ向勝負を」=被害者の痛み思い-警視庁の若松敏弘・新捜査1課長(時事通信)

 15日付で警視庁の第67代捜査1課長に就任した若松敏弘課長(57)は19日、記者会見し、「真っ向勝負をしたい」と語った。
 39年間の勤務で、刑事として31年を過ごした。贈収賄などを摘発する捜査2課には約20年在籍し、交通捜査課長、鑑識課長を歴任した。会見では、何回も「私は刑事ですから」と口にした。
 殺人などを担当する捜査1課は初めてだが、解決に執念を燃やす「1課魂」を持った捜査員を信じる。「汚い手を使わず、真っ向勝負の捜査をする」と誓った。
 理想の刑事像を問われ、「被害者の痛みが分かる人」ときっぱり。新宿署刑事課時代には、2001年の44人が死亡した歌舞伎町ビル火災で犠牲者の身元確認作業などを仕切った。
 若松課長は自身について「明るいが、気が短い。へそが曲がっているかな」と分析。前任者更迭を受けた異例の就任には「刑事ですから、命を受ければ着実に実行するだけ」と淡々と話した。
 長崎市出身。小学生の時、地元の警察で剣道を習ったのがきっかけで警察官を目指し、当初から刑事を志した。
 座右の銘は「平常心」。家族は妻と長女、長男、次男。趣味は園芸で、剣道は6段の腕前を持つ。休日は次男とのけいこや散歩を楽しむ。 

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